顎を動かした時に痛みがある場合は
注意が必要です
顎関節症は、20~30代の若い女性に多く見られ、顎を動かした時に痛みがあったり、口を開けたり閉じたりした時に関節部がポキッと鳴るなどの症状が見られます。
治療方法は、行動療法や運動療法など様々ですので、多方面にわたる検査を行い、その結果を総合的に判断した上で、個々の患者様に最もふさわしい治療法をご提案いたします。
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認知行動療法
「食いしばり」「歯ぎしり」などの癖や片側の口でばかり噛む習慣とその背景因子を自覚してもらい、止めさせるように導く心理的な手法です。
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運動療法
口を開いたり、顎を動かしたりする訓練を行うことで顎関節症を改善していきます。
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薬物療法
薬で炎症を鎮めたり、夜間の食いしばり防止に睡眠導入剤を処方する場合もあります。
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スプリント療法
装具(顎関節症用マウスピース)を用いて、食いしばりや歯ぎしりの弊害を緩和します。